遺品整理業者のトラブル事例と避けるべき業者の特徴を解説

遺品整理は故人の思い出が詰まった大切な品を扱うだけに、信頼できる業者に依頼したいと考える方が多いでしょう。一方、近年は悪質な業者が盗難や不法投棄などのトラブルを引き起こす例も報告されています。安さやスピードを全面に打ち出していても、実際には高額な追加請求を受けることがあるため注意が必要です。

本記事では、遺品整理業者による主なトラブル事例を具体的に紹介し、併せて「避けたほうがよい業者の特徴」や「優良業者を選ぶコツ」について解説します。大切な遺品を無造作に扱われたり、法外な費用を請求されたりしないためにも、業者選びのポイントを押さえて安心できるサービスを利用してください。

遺品整理業者によるトラブル事例

誤った遺品整理業者を選んでしまったことにより起きた実際のトラブルを紹介します。

盗難

遺品整理作業中に盗難事件が起こるケースは少なくありません。高額な貴金属や骨董品、現金、預金通帳などが消えていたという被害報告が実際に存在します。特に、一人暮らしの高齢者の家には思わぬところに現金や貴重品が隠されていることが多く、それを狙った悪質な業者が故人の部屋をくまなく物色していく可能性があります。

こうしたトラブルを防ぐためには、作業に立ち会うか、事前に貴重品を分別しておくなどの対策が有効です。信頼できる業者を選ぶことも重要で、オフィス所在地や許可・資格の有無、口コミでの評価などを確認することで盗難リスクを軽減できます。

不当な買取

遺品整理業者の中には、リサイクル事業や買取サービスを兼ねているところも多いです。まだ使える家具や家電、骨董品などがあれば適正価格で買い取ってくれるのは利用者にとってメリットですが、一方で「相場よりも極端に安い値段をつける」不当な買取を行う業者も存在します。

例えば、市場価格で数万円の価値がある品物を数百円で買い取ろうとしたり、品物をタダ同然で回収して、後から高額転売するような例も報告されています。適正な相場を理解するためにも、複数業者に見積もりや査定を依頼するのが望ましいです。

強引な契約

「無料見積もり」の広告に惹かれて業者を呼んでみたら、その場で強引に契約を迫られるケースもあります。利用者が断ろうとすると威圧的な態度をとり、「ここまで作業準備したらキャンセル料が発生する」などと脅す悪質業者も少なくありません。

特に急いで片付けたい家族が動揺しているところにつけ込み、断る余地を与えず高額な契約を結ばせる手口が問題視されています。 十分な説明や書類による同意がないまま契約してしまうと、後から「契約内容と請求額が違う」などのトラブルに発展しやすいです。必ず口頭だけでなく、見積書や契約書をよく確認してから署名することが大切です。

多額の追加請求

最初の見積もりでは安く見せかけ、作業が進んだ段階で「予想以上に物が多い」「運搬が困難」「特殊清掃が必要」などの理由を挙げて、当初の金額を大幅に上回る追加費用を請求してくる事例もあります。特に「トラック何台分まで◯◯円」などのパックプランを提示した後、積載量を曖昧に計算して大幅な超過料金を要求する手口が代表的です。悪質業者に対しては、法外な請求額の根拠を求め、納得できない場合は消費生活センターなどに相談するなどの対処が必要になります。

不法投棄

遺品整理業者としては依頼主から受け取った料金の中で処分コストを抑えるため、山中や河川敷などに不法投棄を行う業者もあります。万が一、自分が依頼した業者が不法投棄を行っていた場合、依頼主側にも責任が問われる可能性があるため、大きなトラブルへ発展するかもしれません。

不法投棄をしている業者は産業廃棄物収集運搬業など必要な許可を得ていないか、または無許可の下請けに回していることが多いです。業者選びの際には許認可番号の確認が重要です。

粗雑な作業

大切な遺品を扱うにもかかわらず、作業が雑で家具を壊したり部屋を傷つけたりするケースも報告されています。搬出時に壁や床に大きなキズをつけておきながら修繕費を負担しない、あるいは故人が大事にしていた形見を雑に扱うなど、利用者の心情を全く考慮していない場合はトラブルに発展しやすいです。

こうした業者は事前の打ち合わせや現場でのスタッフ態度もおざなりであることが多いため、見積もりや問い合わせの段階で不審な点があれば別の業者を検討するのが無難です。

 

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こんな業者は危険！避けたほうがよい遺品整理業者の特徴

避けるべき遺品整理業者の特徴を紹介します。

連絡を取った業者がこれらに該当する場合、依頼は避けるべきでしょう。

極端に安い見積もりを提出してくる

他社相場と比べ、極端に安い見積もりを提示してくる業者は要注意です。実際の作業段階で追加料金を上乗せしてくる、もしくは不法投棄で処分コストを削減している可能性が疑われます。見積もり時に具体的な内訳を聞いても曖昧な回答をするようなら慎重に判断しましょう。

書面に残してくれない

口頭だけで契約を進め、見積書や契約書などを交付しない業者は危険度が高いといえます。後になって請求金額や作業範囲で食い違いが発生しても、書類の裏付けがなければトラブル解決が難しくなるためです。必ず書面で費用や作業内容、追加料金の条件を明記してもらうよう依頼しましょう。

サイトの情報に不明瞭な部分がある

業者の公式サイトやSNSなどを見たときに、所在地や連絡先、許認可番号の有無などが明記されていない場合は要警戒です。また、過度に良いレビューばかりが並び、悪い点が全く書かれていないなど、情報が不自然な場合も注意が必要です。信頼できる業者は自社所在地や運営実績をオープンにする傾向が強いです。

対応が悪い

電話やメール対応で不誠実な印象を受ける、質問しても曖昧な答えばかり返ってくる、見積もりの日程を守らないなど、初期のコミュニケーションからして問題がある業者は避けたほうが賢明です。最初のやり取りが丁寧でない場合、作業面でもトラブルが起きるリスクが高いといえます。

優良な遺品整理業者を選ぶ方法

ここまでは、悪質な業者の特徴を紹介しました。

次に、有料とされる業者を選ぶ方法を解説します。

口コミを確認する

ネット上の口コミサイトやSNS、Googleマップのレビューなどで評判を確認するのは基本です。ただし、業者側が自作自演のレビューを投稿している場合もあるため、複数のプラットフォームを横断的にチェックし、悪い口コミや実際の体験談も参考にすると良いでしょう。

見積もりをとる

複数の業者から見積もりを取り、内容や金額の内訳を比較すると、極端に高い・安い業者が判明しやすいです。現地での見積もり時に説明が丁寧で、追加料金の発生条件などを明確に述べる業者を選ぶのが無難です。口約束だけで済まされる場合は後からトラブルになりやすいため、見積書・契約書を必ず交わしてください。

実績を確認する

業者の公式サイトやパンフレットなどに過去の施工例や作業実績が掲載されている場合は、それを参考に実力や専門分野を判断できます。遺品整理士などの資格を持っているスタッフがいるか、自治体や専門機関から表彰や認可を受けているかなども信頼材料となるでしょう。

接客態度・対応を確認する

電話やメールでの問い合わせ時に、スタッフが親身になって話を聞いてくれるかや、説明がわかりやすく丁寧かといった接客態度も大切な判断基準です。遺族は精神的にデリケートな状態であることが多いため、配慮や気遣いができる業者かどうかを見極めることが望まれます。

ecoライフを利用した方の口コミ

大感謝！（30代/女性）

丁寧な対応と気遣いに感謝です！引っ越し時は思いの外、不用品が出てしまい困りましたが、その都度対応して頂きとても助かりました。又、クリーニングもとても綺麗にして貰って嬉しかったです。今回、お世話になって本当に良かったです。次もお世話になりたいです。

感謝が多いです（60代/男性）

タンスやベットの大物家具の処分に困り、口コミを頼りにフリーダイヤルにかけました。タイミングが良く、一時間位もかからずに来ていただき、そのままトラックに積み込み、あっと言う間に片付いてしまいました。
電話の対応はもちろん、仕事の早さや一生懸命さ、そして良心的な料金で何も言う事はありません。助かりました。本当にありがとうございました。
実家の片付けもあるので、またお願いします。

有料業者を選んでトラブルを回避しよう

遺品整理業者とのトラブルとしては、盗難や不当な買取、強引な契約、多額の追加請求、不法投棄、粗雑な作業などが典型的な事例として報告されています。こうした被害を避けるには、極端に安い見積もりを提示する、書面を作成しない、所在地や許認可が不明瞭、対応がずさんなどの怪しい業者を見極めることが重要です。

安心して遺品整理を進めるためには、複数社からの見積もり取得、口コミや評判のチェック、実績や資格の有無を確認し、見積書や契約書を必ず作成してもらうなどの対策が必要になります。故人が大切にしていた品を誠実に扱ってくれる業者を選ぶことが、遺族にとっても心安らかに手続きを進める秘訣です。

なお、遺品整理や不用品回収を検討されている方はecoライフをぜひご検討ください。豊富な実績と丁寧なサポートを強みとしており、安心できる料金体系と誠実な対応で、トラブルリスクを最小限に抑えながら大切な遺品を丁寧に整理・処分できます。一度問い合わせてみることで、不安を解消し円滑な遺品整理を実現できるでしょう

監修者

新井伸策（Arai Shinsaku）

ecoライフ代表

＜資格＞

産業廃棄物処理業：第119057064号
古物商許可証：第251300000491号

当社は福島県内全域で遺品整理・生前整理・空き家対策・ごみ屋敷・引越しごみ・不用品（家電品）等片付けの事なら片付けの選任スタッフが揃っているecoライフに安心してお任せ下さい。
女性スタッフもおりますので、きめ細やかなサービスも提供出来ます。
見積りは無料ですので先ずはフリーダイヤルでご連絡お待ちしております。
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